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連載(掲載)しています。

・ すこやかな暮らし発見、岩手から 『 家と人。』
     ***【 くらしのデザイン室、連載中!! 】***
    UP
⑱『季節感あふれる日本海を望む住まい。』
       いままで建てたお施主様のプランニングの思いを
       手書きのプラン図とともに紹介しています。

・ 新建ハウジング 毎月10日・20日・30日発行
     ***【 顧客をつかむ工務店の隠れた工夫≪技術編≫***

・ 新建ハウジング プラスワン 工務店のための実務ノウハウ
     ***【 私の「家守り」スタイル 】***
       「家守り」への思い、取り組み、周りの協力など
       みんなで楽しく住まいづくりをしている様子が
       手に取るようにわかります。


・ 山形増改築の本 Zen(前)<Go(後)
      特集◎オール電化リフォーム
      断熱改修事例(築28年 鶴岡市O様邸)の紹介です。


・ Replan りプラン東北
      社長 五十嵐のお施主様への住まいの思い。
      2008年竣工、酒田市S様邸の住まいをプラン図や
      写真、S様のお話で紹介されています。


・ 住まいと電化
      断熱改修のすすめ 新築でなければ高性能の
      家はつくれない。そんなのナンセンス。きちんとした
      技術集団であれば、新築以上の住まいに変えられる。
      これからは、そんな時代が始まる・・・。
      施工前後の写真を含め実例紹介もしています。


・ オール電化の家づくり物語
      木のぬくもりと強さを生かしたオール電化の住空間

# by shinwasouken | 2014-04-23 17:20 | 住まい・環境・エコ

くらしのデザイン室⑱『季節感あふれる、日本海を望む住まい。 』

> 2014年 4月 1日  P44掲載 (連載18回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.28』 


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くらしのデザイン室⑱
“ 季節感あふれる、日本海を望む住まい。 ”

子育てが終わって、それぞれが巣立っていった。だから今度は、ゆったりとした大人の時間を日本海の移り変わる季節を見ながら毎日過ごしたい。そんな住まいを一緒に創ってくれませんか?コンパクトで、シンプルかつ別荘感覚の海辺の高台の住まい。そこが今回のお話の住まいです。


≪玄関ポーチ≫
海辺の激しい風や庄内特有の地吹雪から守ってくれる風除室。除雪に欠かせない雪跳ねやスノーダンプも片づけられるし、郵便物も風雨から守ってもらえるから大助かり。もちろん、外部の寒さをシャットアウトしてくれるから、家の中の温かさをより逃がさない。東北には欠かせないスペースです。


≪玄関&ホール≫
独り暮らしなのでコンパクトなおもてなしの空間。正面の収納には防寒着も収納できるとともに、外部の潮風にさらしたくない温水器を設置。床下部分も利用しているから問題なく収納できます。


≪L.D.K≫
L.D.Kは18帖もの大空間。大きな開口部からは、庄内の江の島〝白山島〟が一望でき、日本海に沈む夕日なんか幻想的です。冬の荒れ狂う海原もなかなかどうして、いいものです。もちろん、キッチンからも、準備や片づけをしながらも風景を楽しめます。ここにいるだけで、いろんな日本海の表情が独り占めできるのがたまりません。


≪寝室≫
1階の寝室は、リビングと併設しているのでとっても便利。建具で仕切られていないので、どこも同じ温度だしゆったりと使えます。


≪水回り≫
洗面脱衣室をセンターに、右にシステムバス。左にお手洗い。動線がすっきり。システムバスには、洗濯ポールを設置してあり、人目にさらさず掛けておける上に全館暖房のおかげで冬でも簡単に洗濯物が乾きます。


≪小屋裏≫
フルオープンルームは、子どもたちが帰ってきたときの宿泊エリア。ですが、小屋裏からの日本海の景色もリビングからの景色とちょっと違って感じるので、ときどき窓辺でティータイムもオツなものです。両サイドは、高さがないので引出し型収納を利用して大容量の収納スペースとして活用しています。


≪外物置≫
土地の高低差を利用し、寝室の下に設けてあります。冬タイヤや夏のイベントに欠かせないバーベキューセットなどなど。なんだかんだと入れることができます。


≪外壁≫
海辺なので、耐久性を考えて塩害に強い〝塩ビサイディング〟を採用。しかも縦張りなので、より風雨に強い。西日も北西の風もなんのそのです。


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『海辺なので、風や塩害、音や寒さなどいろいろ考えていましたが、住んでみて住まいの価値観が変わりました。この家は全然違いますね。どこに居ても寒くないし、光熱費も、断然安くて大助かりです。』 ありがたい限りです。

# by shinwasouken | 2014-04-23 10:11 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑰『こども達と共に育つ住まい。 』

> 2013年 9月30日  P81掲載 (連載17回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.27』 

くらしのデザイン室⑰『こども達と共に育つ住まい。 』_d0053167_17121567.jpg


くらしのデザイン室⑰
“ 子どもたちと共に育つ住まい。 ”

元気な三兄弟。弟たちの面倒をよくみる長男、お兄ちゃんに負けたくない次男、とにかくお兄ちゃんのあとを追いかけたい三男。毎日が運動会のように元気パワーがあふれて笑い声が絶えない。そんな三兄弟を見守る両親。『見た目は、まだまだ未完成なのに、住宅性能はきちんとしている住まい。子どもたちと共に育つような住まいを一緒につくってほしい。』
やんちゃしても、気にしない。コンパクトで、シンプルかつ将来性のある未完成な住まい。そこが今回のお話の住まいです。


≪玄関ポーチ≫
子どもたちのおもちゃや自転車を庄内特有の地吹雪から守ってくれる風除室。外部の寒さをシャットアウトしてくれるから、家の中の温かさをより逃がさない。羽目板の内外装仕立ては、訪れる人にも木のぬくもりをプレゼント。シャンパンゴールドの玄関ドアはワイドタイプでゆったり。お父さんの帰りを三兄弟がお出迎え。


≪玄関&ホール≫
大空間の吹き抜けに、思わず息をのむ。ゆったり広々玄関はおもてなしの空間。もちろん、冬は玄関タイルの中に埋設してある温水暖房でヌクヌク。三兄弟が雪遊びをしてぬれた冬靴も置いておくだけで自然に乾くので、とっても便利。

≪L.D.K≫
L.D.Kは19帖もの大空間。建具で仕切られていないので、ゆったりとして快適。そんな大空間なのに、寒くないから不思議。だから、どうしてもみんなが集まってきちゃうわけ。もちろん、対面キッチンは、準備も片付けもみんなと一緒にワイワイガヤガヤ楽しんで出来るのが、たまりません。

≪食品庫≫
キッチン脇の北西の角は、建物外皮外。奥様の作る漬物の保存や冬の食品貯蔵には、もってこいです。外に出なくとも行き来できるっていいですよね。


≪水回り≫
洗面脱衣室は広々スペース。洗濯機の脇に物干し完備。しかも、機械室の上に設置してあるので排熱利用で省エネ。人目にさらせず掛けておけるのがうれしい。


≪二階≫
主寝室、洋室、オープンルームは、必要最小限の壁で仕切ってあるだけ。だから、子どもたちの成長に合わせ、いつでも個別に仕切れます。建具や収納ボックスで間仕切れば、費用も大きくかからず取り外しも簡単です。屋根裏もむき出し状態なので、ロフトもつくれちゃうかも・・・。

≪外物置≫
住宅と併設。蓄熱温水器を塩害や風雨から守ります。その他にも、お父さんの作業スペースや多目的スペースとして有効活用しています。


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『冬になれば、寒くて結露するのが当たり前だと思っていたし、以前の家ではカビで悩んでいたのに、この家は全然違いますね。どこに居ても寒くないし、光熱費も、断然安くて大助かりです。』 完成後に、そんな感想を頂きました。ありがたいですね。

# by shinwasouken | 2013-10-16 17:19 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑯『ゆったりとした極上の空間を、ほっこりと。』

> 2013年 4月30日  P81掲載 (連載16回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.26』 

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くらしのデザイン室⑯
“ ゆったりとした 極上の空間を、ほっこりと。 ”

コンパクトでシンプルな住まいだけど、いくら暖房をつけても寒すぎて、結露に悩まされて、もうこれ以上住んでいくのは無理!せっかく建てた家が温熱環境の考えられていない住空間になっていた。だから、今度は寒くない家、結露に悩まなくっていい家に住みたい! そんな思いを受け止め、ずっとゆったりと過ごせる空間を一緒につくることにしました。
 そこが今回のお話の住まいです。

≪玄関ポーチ≫
庄内特有の地吹雪は、冬の風物詩。そんな外から帰ったら、まずポーチでひと心地。風除室になっているから外部の寒さをシャットアウト。羽目板の内装仕立ては、訪れる人も癒してくれます。シャンパンゴールドの親子玄関ドアと木目のコントラストもいい感じ。床のセンタータイルもおしゃれなアクセント。

≪玄関&ホール≫
ゆったり広々玄関は贅沢な空間。正面の壁にアーチラインが効いていて、そのセンターにはラッセンの絵画がおもてなし。ホールとの段差がないので家のなかはすべてバリアフリー。もしも将来、車椅子になっても自立して生活できます。玄関脇にはコート掛けと靴棚がさりげなくセッティング。もちろん、冬は玄関タイルのなかに埋設してある温水暖房でヌクヌク。灯りがなくても“温かさのおかえりなさい”は、たまりません。しかも、ぬれたコートも冬靴も自然に乾きます。

≪L.D.K≫
L・D・Kは19帖もの大空間。しかも、リビングは吹き抜けになっているのでそれ以上のゆとりを感じます。そんな大空間なのに、寒くないってすごいことだよね。遊びにくるお友達からも大好評、間違いなし。もちろん、対面キッチンだから準備も片付けもみんなと一緒にワイワイガヤガヤできます。

≪水廻り≫
まるでホテル仕様のように、洗面化粧台とトイレが一緒のドレッサールーム。脱衣室の側に機械室が併設してあるので、洗濯したものを排熱利用で乾かせます。物置は外への出入り口も設置してあるので、分別ゴミの整理もゴミ出しも楽ちん。

≪寝室≫
リビングとの間仕切りはカーテンだけ。いつもはオープンで、人がきた時や寝るときだけ閉めるので換気も空調も一体でコントロールできますね。

≪ロフト≫
寝室の上は、季節の物やら何やらの収納スペース。寒くもなく暑くもないのでそれ以上、多目的に使える空間です。

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冬になれば寒いのも結露するのも当たり前なんておかしい。本当は異常なことだと気付き、そんな悩みのない冬を楽しく過ごせて、空間をまるごと使える住まいづくり。温度のバリアフリーは当たり前の装備になってほしいですね。
余談ですが・・・私が初めて手書きのプランを描いたのは、このお家です。すごくわかりやすい。と褒めてもらえたのでその気になって、いまも続けています。

# by shinwasouken | 2013-05-09 15:07 | 連載-家と人。

パネラーとして参加してきました。

山形県・やまがたゆきみらい推進機構主催:克雪体制シンポジウム

日時:平成24年11月13日(火)13:30~16:00
会場:甑葉プラザ1F甑葉ホール

Ⅰ講演「地域における克雪体制整備について」
   講師:長岡技科大 上村靖司准教授

Ⅱ説明「雪国の住まい・生活ハンドブック」参加者に配付予定です
   説明者:雪氷防災研究センター新庄支所
   阿部修支所長(ゆきみらい推進機構顧問)

Ⅲパネルディスカッション 「克雪住宅の普及と地域共助のあり方について」

※詳しくは、やまがたゆきみらい推進機構HPにてご覧ください

# by shinwasouken | 2012-11-22 11:30 | 講演(住まい・環境・エコ)
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あなたの住まいを一緒に育てたい


by shinwasouken
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