くらしのデザイン室⑩『明るくて、寒くない家に住みたい 』

> 2010年 3月31日  P41  掲載 (連載10回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.20』 
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くらしのデザイン室⑩
『明るくて、寒くない家に住みたい !』

築35年の和風住宅から現代和風モダン住宅に。そこが今回のお話の住まいです。

隣と同じ様に寒くない家、建てたいのだけど・・・と訪ねてくださったIさん。隣の家とは親和創建で建てさせて頂いた施主さんの家。近所付き合いの中で、いつも遊びに行ってはなんともいえない住まいの心地良さを感じていたとの事。

 今まで住んできた住まいでは、日当たりが良く一番良い部屋が客間として座敷などが配置され、いつも居る居間や台所は家の中央か北側の日当たりの良くない場所に追いやられていたのが現状。みんなが居るところが昼なのに灯りを点けないといけない。冬になると広くても寒いからいつもストーブの焚いている部屋にしか入れない。そんな暮らしを何とかしたい。そんな家族の切なる思いを解消できる工夫を盛り込み、プランニング作業に取り掛かった。

≪玄関ポーチ≫
 1階の屋根をそのままポーチに活用。テラスと兼用で奥行きが深く重厚感のある贅沢なエリア。お父さんが丹精込めて育てる植物たちは、朝日をいっぱい浴びて元気いっぱいに。お客様へのおもてなしも大したもの。

≪玄関ホール≫
 ゆったり広々玄関ホール。正面の飾り棚は、玄関側が飾り棚で後の廊下側がコート掛け。玄関周りをすっきり出来る優れもの。玄関の土間タイルも暖房のひとつになっているからウインタースポーツの大好きなお兄ちゃんの濡れたシューズなんか置いておくだけで、次のスタンバイOK ! !

≪和 室≫
 リビングと続き間の和室は、東側の大きな窓から和庭園を望め季節の移り変わりをゆったりと楽しめる。ソファで寛ぎたい時はリビング。大の字で寝転びたい時は、畳の上。どこに居ても家族と一緒で、明るくヌクヌクの場所。押入れは、部屋の外。広い廊下の階段下を有効活用。その分、部屋はゆったりでき、床の間も立派です。

≪L.D.K≫
対面キッチン。リビングや和室にいる家族と楽しく会話しながら食事の段取り。料理も後片付けもみんなから手伝ってもらえるから、あっという間に完了。

≪水まわり≫
 キッチンから洗面所やお風呂への動線は、隣だから主婦の動きやすさ満点。調理をしながら、お洗濯も楽チン。壁内パイプラインでお風呂の残り湯も蛇口をひねるだけで便利に活用。残り湯だから汚れも落ちて節水になるから、とってもエコ。

≪主寝室≫
 北東は寝室に一番適した部屋。自然のリズムの朝日で目覚め、北側からの安定した光と夏には涼しい風が入る。収納も壁面全面利用で大容量。

≪2階洋室(東)≫
 将来、部屋を分けることが出来る設計。外張り断熱の特徴を活かし、壁厚を収納棚に利用。CDや文庫本、フィギアなど細々と整理整頓。

≪2階洋室(西)≫
 下屋利用のウォークインクローゼット付き。ベッドに寝転びながら天窓越しに見える夜空がロマンチック。ついつい夜更かししちゃいそう。

≪ファミリーホール≫
 南側の特等席。お父さんの趣味で育てている植物たちがお日様の光をたっぷり浴びてとってものびのびしています。家中快適温度の冬は、冬が来ている事を忘れているみたいにスクスク育っております(昔は温度管理が出来ず越冬が大変だったって)。

≪外物置・勝手口≫
 車庫から、すぐ出入りできる勝手口。外物置の中に温水器を設置しているから、熱ロスも少なく廃熱利用もちゃっかり出来ます。しかも外には、畑から収穫してきた野菜をたっぷり洗える大きな下流しも有り。

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by shinwasouken | 2010-03-31 16:00 | 連載-家と人。
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