くらしのデザイン室⑪大草原の小さな家のように・・・

> 2010年 9月 1日  P41  掲載 (連載11回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.21』
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くらしのデザイン室⑪
『大草原の小さな家のように・・・ 』

母屋の側に建つ三角屋根の小さな住まい。そこが今回のお話の住まいです。

母屋でご両親と共に住んできたのだけど、子供が生まれ、生活エリアが手狭になってきたので母屋の側にある畑の部分に自分たちで家を建てたいと相談をもらった。希望しているのは“大草原の小さな家”のようなかわいくて木の風合いいっぱいのWOODYな暖かい空間。

≪玄関≫
 ぬくぬく玄関。子供たちと一緒に雪遊びして、ぐちゃぐちゃにぬれちゃった長靴だって置いておくだけで翌日には乾いているから、長靴の中はほっこりあったか。

≪玄関ホール≫
 玄関を入ると、天井の高い広々リビングが広がる。思わず、その大空間に訪れた人たちが『うわぁ~』と驚きの声。無垢のパイン床材の足触りはとても快適。この無垢の床材塗装は、ご夫婦が住まいの建築中に自然塗料を塗装作業してくれたもの。工期があるので、ご主人の仕事が終わった後の午後8時ごろから始め、午後11時ごろまでかかったとのこと。しかも、数日後に2度塗りのため再塗装。すごく苦労してくれました。自分たちの住まいだから、いい思い出になったことでしょう。おかげさまで、とてもいい感じに仕上がりました。引渡し後もむき出しの梁を利用して子供たちが遊べるようにブランコや、ロフトの上に荷物を運ぶ滑車も取り付けてありました。

≪D.K≫
対面キッチン。リビングで遊んでいる子供たちや家族と楽しく会話しながら食事の段取り。IHヒーターは、熱がこもりにくいから夏の暑い日のお料理でも涼しい顔で。料理の準備も後片付けもみんなから手伝ってもらえるから、あっという間に完了。

≪水まわり≫
 水まわりの動線は、主婦の動きやすさ重視。忙しい朝だって調理をしながら、お洗濯も楽チン。お風呂もトイレもポップなカラーリングで子供たちに大人気。元気な楽しい歌声や九九の掛け合いが聞こえてきそう。

≪寝室≫
 将来、部屋を分けることが出来る設計。外張り断熱の特徴を活かし、壁厚を収納棚に利用。CDや文庫本、フィギアなど細々と整理整頓。暖房機器は、1階床下にパネルヒーターを設置。床暖房じゃないけど、床がふんわりあたたかいからラグを敷いているだけで蓄熱してくれてホットカーペットみたいになっちゃうのがうれしい。

≪小屋裏≫
 ロフトタイプのオープン小屋裏スペースは、多目的スペース。最初は、収納とお父さんの書斎で使用。今では、ハシゴから本格的階段をご主人が増設し、2人の子供部屋に。間仕切りや学習机もお父さんが製作。小さい頃、大工になりたかったご主人はセミプロなみの腕前。道具だって揃っているから、すごい。

≪家の周り≫
 年々点検のたびに住まいがバージョンアップしてあり、玄関脇のリビングの掃き出し窓から続くウッドデッキや玄関ポーチに風除け壁面を利用して、下駄箱も製作済み。楽しんで住まいこなしてくれているのが、誇りです。

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by shinwasouken | 2010-09-01 16:00 | 連載-家と人。
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