くらしのデザイン室⑭『スローライフは、山の麓で・・・』

> 2012年 4月 1日  P81 掲載 (連載14回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.24』 

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くらしのデザイン室⑭
“ スローライフは、山の麓で・・・ ”

子供たちは、みんな巣立ったから、これからは好きなものに囲まれて過ごしていきたい。野山の自然、トレッキング、ピアノにバイオリン、読書、お茶・・・これからの人生を、スローライフで過ごしたい。 そこが今回のお話の住まいです。

市内中心部の利便性のいい場所にあった自宅。老朽化に伴い、今後の在り方を検討していたS様ご夫妻。検討に検討を重ね、その場所ではなく大好きな山の見える土地に住み替えすることに決めた。トラック2台以上もの書籍とピアノを持って、四季折々の出羽富士“ 鳥海山 ”を望め、快適に過ごせるプランニングを始めた。

≪玄関ポーチ≫
山野草などがあふれるアプローチを経た、南側のセンターに配置。無垢の縦張り羽目板でナチュラル感を演出。玄関建具は、使い勝手の良い引き違い戸。

≪玄関ホール≫
玄関の正面も無垢の羽目板がベース。中央部分に季節の飾りができる額縁スペースが心憎いおもてなしに一役かっている。もちろん、冬は土間埋設温水暖房でヌクヌク。温かさのおかえりが、うれしい。しかも、ぬれた冬靴は自然に乾きます。

≪L.D.K≫
リビングは吹き抜けあり、半地下室ありと、楽しさ満載。リビングと半地下室は続き間だけど大工さん製作の両面使用のリビングボードで間仕切り。半地下室は、なんと図書室。トラック2台以上の書籍が作り付けの本棚にびっしり。いつでも好きな本が読み放題。大きな窓の外には四季折々の出羽富士“ 鳥海山 ”が、1日中眺められるのです。

≪寝室≫
水廻りは部屋の隣に配置。だから、夜中にこっそり起きても安心です。物持ちの奥様には、収納スペースのクオリティーも大切。オーダーで中仕切りや棚を制作。使い勝手満点は間違いなし!?

≪水廻り≫
トイレは、くつろぎモード全開なゆったり感。同様に、ユーティリティ&洗面脱衣室も広いうえに、キッチンからも、すぐに回れてとっても使い勝手が良いのです。機械室の排熱は暖房に使えて寒くはないし、洗濯物は乾くしで、一石二鳥。お風呂の残り湯だって、スイッチひとつで壁配管の蛇口から洗濯機に取り込まれる・・・排熱も、残り湯も無駄なく使えて、主婦としては、うれしすぎます。

≪中二階≫
ご主人の書斎コーナー。リビングと2階への中間だから、用事があってどっちに行くにしても億劫にならない。壁で仕切られていないから、空間も広々です。

≪2階和室≫
茶室としても使える和室。畳の下には炉があつらえてあり、年に数回、お茶会が開かれます。お茶会の亭主は、ご主人ですって。

≪ファミリーホール≫
ホールの中央にピアノが、どぉ~んと。バイオリンも嗜む奥様。なので、ここが音楽会の会場になり、仲間たちが楽器を持ち寄って楽しむのだとか・・・。ここからも、出羽富士“ 鳥海山 ”が眺められます。

≪小屋裏≫
ホールから入れる小屋裏は、季節の祭りごとやらなにやらの荷物がたっぷり収納できます。しかも、子供たちが帰ってきた時は、半スペースを寝室代わりに使えます。まるで、アルプスの少女ハイジになった気分かな?

≪外物置≫
外置きにもできる電気温水蓄熱機だけど、長持ちや熱効率を考えて外物置に配置。廃熱利用で濡れた防寒着もホッコリ。次の為の準備万端。

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by shinwasouken | 2012-04-13 15:00 | 連載-家と人。
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あなたの住まいを一緒に育てたい


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