カテゴリ:連載-家と人。( 18 )


くらしのデザイン室⑱『季節感あふれる、日本海を望む住まい。 』

> 2014年 4月 1日  P44掲載 (連載18回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.28』 


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くらしのデザイン室⑱
“ 季節感あふれる、日本海を望む住まい。 ”

子育てが終わって、それぞれが巣立っていった。だから今度は、ゆったりとした大人の時間を日本海の移り変わる季節を見ながら毎日過ごしたい。そんな住まいを一緒に創ってくれませんか?コンパクトで、シンプルかつ別荘感覚の海辺の高台の住まい。そこが今回のお話の住まいです。


≪玄関ポーチ≫
海辺の激しい風や庄内特有の地吹雪から守ってくれる風除室。除雪に欠かせない雪跳ねやスノーダンプも片づけられるし、郵便物も風雨から守ってもらえるから大助かり。もちろん、外部の寒さをシャットアウトしてくれるから、家の中の温かさをより逃がさない。東北には欠かせないスペースです。


≪玄関&ホール≫
独り暮らしなのでコンパクトなおもてなしの空間。正面の収納には防寒着も収納できるとともに、外部の潮風にさらしたくない温水器を設置。床下部分も利用しているから問題なく収納できます。


≪L.D.K≫
L.D.Kは18帖もの大空間。大きな開口部からは、庄内の江の島〝白山島〟が一望でき、日本海に沈む夕日なんか幻想的です。冬の荒れ狂う海原もなかなかどうして、いいものです。もちろん、キッチンからも、準備や片づけをしながらも風景を楽しめます。ここにいるだけで、いろんな日本海の表情が独り占めできるのがたまりません。


≪寝室≫
1階の寝室は、リビングと併設しているのでとっても便利。建具で仕切られていないので、どこも同じ温度だしゆったりと使えます。


≪水回り≫
洗面脱衣室をセンターに、右にシステムバス。左にお手洗い。動線がすっきり。システムバスには、洗濯ポールを設置してあり、人目にさらさず掛けておける上に全館暖房のおかげで冬でも簡単に洗濯物が乾きます。


≪小屋裏≫
フルオープンルームは、子どもたちが帰ってきたときの宿泊エリア。ですが、小屋裏からの日本海の景色もリビングからの景色とちょっと違って感じるので、ときどき窓辺でティータイムもオツなものです。両サイドは、高さがないので引出し型収納を利用して大容量の収納スペースとして活用しています。


≪外物置≫
土地の高低差を利用し、寝室の下に設けてあります。冬タイヤや夏のイベントに欠かせないバーベキューセットなどなど。なんだかんだと入れることができます。


≪外壁≫
海辺なので、耐久性を考えて塩害に強い〝塩ビサイディング〟を採用。しかも縦張りなので、より風雨に強い。西日も北西の風もなんのそのです。


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『海辺なので、風や塩害、音や寒さなどいろいろ考えていましたが、住んでみて住まいの価値観が変わりました。この家は全然違いますね。どこに居ても寒くないし、光熱費も、断然安くて大助かりです。』 ありがたい限りです。
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by shinwasouken | 2014-04-23 10:11 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑰『こども達と共に育つ住まい。 』

> 2013年 9月30日  P81掲載 (連載17回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.27』 

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くらしのデザイン室⑰
“ 子どもたちと共に育つ住まい。 ”

元気な三兄弟。弟たちの面倒をよくみる長男、お兄ちゃんに負けたくない次男、とにかくお兄ちゃんのあとを追いかけたい三男。毎日が運動会のように元気パワーがあふれて笑い声が絶えない。そんな三兄弟を見守る両親。『見た目は、まだまだ未完成なのに、住宅性能はきちんとしている住まい。子どもたちと共に育つような住まいを一緒につくってほしい。』
やんちゃしても、気にしない。コンパクトで、シンプルかつ将来性のある未完成な住まい。そこが今回のお話の住まいです。


≪玄関ポーチ≫
子どもたちのおもちゃや自転車を庄内特有の地吹雪から守ってくれる風除室。外部の寒さをシャットアウトしてくれるから、家の中の温かさをより逃がさない。羽目板の内外装仕立ては、訪れる人にも木のぬくもりをプレゼント。シャンパンゴールドの玄関ドアはワイドタイプでゆったり。お父さんの帰りを三兄弟がお出迎え。


≪玄関&ホール≫
大空間の吹き抜けに、思わず息をのむ。ゆったり広々玄関はおもてなしの空間。もちろん、冬は玄関タイルの中に埋設してある温水暖房でヌクヌク。三兄弟が雪遊びをしてぬれた冬靴も置いておくだけで自然に乾くので、とっても便利。

≪L.D.K≫
L.D.Kは19帖もの大空間。建具で仕切られていないので、ゆったりとして快適。そんな大空間なのに、寒くないから不思議。だから、どうしてもみんなが集まってきちゃうわけ。もちろん、対面キッチンは、準備も片付けもみんなと一緒にワイワイガヤガヤ楽しんで出来るのが、たまりません。

≪食品庫≫
キッチン脇の北西の角は、建物外皮外。奥様の作る漬物の保存や冬の食品貯蔵には、もってこいです。外に出なくとも行き来できるっていいですよね。


≪水回り≫
洗面脱衣室は広々スペース。洗濯機の脇に物干し完備。しかも、機械室の上に設置してあるので排熱利用で省エネ。人目にさらせず掛けておけるのがうれしい。


≪二階≫
主寝室、洋室、オープンルームは、必要最小限の壁で仕切ってあるだけ。だから、子どもたちの成長に合わせ、いつでも個別に仕切れます。建具や収納ボックスで間仕切れば、費用も大きくかからず取り外しも簡単です。屋根裏もむき出し状態なので、ロフトもつくれちゃうかも・・・。

≪外物置≫
住宅と併設。蓄熱温水器を塩害や風雨から守ります。その他にも、お父さんの作業スペースや多目的スペースとして有効活用しています。


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『冬になれば、寒くて結露するのが当たり前だと思っていたし、以前の家ではカビで悩んでいたのに、この家は全然違いますね。どこに居ても寒くないし、光熱費も、断然安くて大助かりです。』 完成後に、そんな感想を頂きました。ありがたいですね。
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by shinwasouken | 2013-10-16 17:19 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑯『ゆったりとした極上の空間を、ほっこりと。』

> 2013年 4月30日  P81掲載 (連載16回目)
 ・ リヴァープレス社
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.26』 

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くらしのデザイン室⑯
“ ゆったりとした 極上の空間を、ほっこりと。 ”

コンパクトでシンプルな住まいだけど、いくら暖房をつけても寒すぎて、結露に悩まされて、もうこれ以上住んでいくのは無理!せっかく建てた家が温熱環境の考えられていない住空間になっていた。だから、今度は寒くない家、結露に悩まなくっていい家に住みたい! そんな思いを受け止め、ずっとゆったりと過ごせる空間を一緒につくることにしました。
 そこが今回のお話の住まいです。

≪玄関ポーチ≫
庄内特有の地吹雪は、冬の風物詩。そんな外から帰ったら、まずポーチでひと心地。風除室になっているから外部の寒さをシャットアウト。羽目板の内装仕立ては、訪れる人も癒してくれます。シャンパンゴールドの親子玄関ドアと木目のコントラストもいい感じ。床のセンタータイルもおしゃれなアクセント。

≪玄関&ホール≫
ゆったり広々玄関は贅沢な空間。正面の壁にアーチラインが効いていて、そのセンターにはラッセンの絵画がおもてなし。ホールとの段差がないので家のなかはすべてバリアフリー。もしも将来、車椅子になっても自立して生活できます。玄関脇にはコート掛けと靴棚がさりげなくセッティング。もちろん、冬は玄関タイルのなかに埋設してある温水暖房でヌクヌク。灯りがなくても“温かさのおかえりなさい”は、たまりません。しかも、ぬれたコートも冬靴も自然に乾きます。

≪L.D.K≫
L・D・Kは19帖もの大空間。しかも、リビングは吹き抜けになっているのでそれ以上のゆとりを感じます。そんな大空間なのに、寒くないってすごいことだよね。遊びにくるお友達からも大好評、間違いなし。もちろん、対面キッチンだから準備も片付けもみんなと一緒にワイワイガヤガヤできます。

≪水廻り≫
まるでホテル仕様のように、洗面化粧台とトイレが一緒のドレッサールーム。脱衣室の側に機械室が併設してあるので、洗濯したものを排熱利用で乾かせます。物置は外への出入り口も設置してあるので、分別ゴミの整理もゴミ出しも楽ちん。

≪寝室≫
リビングとの間仕切りはカーテンだけ。いつもはオープンで、人がきた時や寝るときだけ閉めるので換気も空調も一体でコントロールできますね。

≪ロフト≫
寝室の上は、季節の物やら何やらの収納スペース。寒くもなく暑くもないのでそれ以上、多目的に使える空間です。

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冬になれば寒いのも結露するのも当たり前なんておかしい。本当は異常なことだと気付き、そんな悩みのない冬を楽しく過ごせて、空間をまるごと使える住まいづくり。温度のバリアフリーは当たり前の装備になってほしいですね。
余談ですが・・・私が初めて手書きのプランを描いたのは、このお家です。すごくわかりやすい。と褒めてもらえたのでその気になって、いまも続けています。
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by shinwasouken | 2013-05-09 15:07 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑮『山の仲間が笑顔で集う住まい』

> 2012年 9月30日  P77 掲載 (連載15回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.25』 

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くらしのデザイン室⑮
“ 山の仲間が笑顔で集う住まい ”

大自然のふところ“ 湯殿山 ”で生まれ育ったご主人。四季折々の自然が大好きで、小さいころからゲレンデが遊び場だった。そんなわけで雪山シーズンはスキー場でインストラクターとして地元の子供たちを中心に、保護者や観光客を指導している。そんなアウトドア派の仲間たちが集える家をつくりたい。 そこが今回のお話の住まいです。

≪玄関ポーチ≫
北欧の重厚な木製断熱玄関ドア。まず、玄関から寒さをシャットアウト。子供たちが自転車を置ける広いポーチのスペースは贅沢。

≪玄関ホール≫
ゆったり広々玄関ホールは吹き抜けで解放感抜群。そのうえ、正面の北側の窓は安定した光を入れてくれます。トイレも玄関からは中が見えない設計だから、出入りも気にしなくてもいい。脇に取り付けた手洗いは、トイレの後の手洗いはもちろん、外から帰ってきたら手洗いとうがいの習慣づけに最適。お友達も一緒に出来ます。冬は玄関タイルの中に埋設してある温水暖房でヌクヌク。温かさのおかえりが、うれしい。しかも、ぬれた冬靴は自然に乾くので、アウトドア派にはたまりません。

≪L.D.K≫
リビングは12帖もの吹き抜けがあり、8帖の続き和室と廊下スペースで24帖の大空間。家の中心には大黒柱の無垢材で8寸の花梨(かりん)が立ち、その周りで子供たちが走り回り笑い声が響き渡ります。もちろん、対面キッチンだから奥様もみんなと一緒に話に交わり、いつも家族一緒です。

≪水廻り≫
ユーティリティ&洗面脱衣室は広くキッチンからも、すぐに回れて主婦にはとっても使い勝手が良いのです。外物置への出入り口も設置してあるので、分別ゴミの整理もすっごく便利。浴室はみんなが一緒にゆったり入れる1.25坪タイプ。今日一日のいろんな出来事を話しながらの、ほのぼのな時間が楽しめます。

≪2階ホール≫
トイレと洗面ユニットが設置してあり、2階での利用に便利。急な子どもの熱や汚物の片付け、ご主人の酔い覚まし?! 等など。

≪主寝室≫
この部屋だけは、きっちりプライベートルーム仕様。南側の窓に付けてある遮光タイプの断熱ブラインドのハニカムは、交代勤務で昼に休むパパの強い味方。

≪オープンルーム≫
子ども達の成長にあわせて、部屋づくりは自由自在。小さいうちは大空間で思う存分遊んじゃおう。

≪外物置≫
断熱区画外のエリア。夏は暑く、冬は寒い。そんな特性を理解しての利用。夏は冬物を片付けておけて、冬は食料の保存スペース。オールシーズン活用できます。

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東北地方は、冬が長い。そんな冬を楽しく過ごせ、住まいをまるごと使える住まいづくり。温度のバリアフリーは当たり前の装備ですね。
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by shinwasouken | 2012-10-18 15:04 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑭『スローライフは、山の麓で・・・』

> 2012年 4月 1日  P81 掲載 (連載14回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.24』 

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くらしのデザイン室⑭
“ スローライフは、山の麓で・・・ ”

子供たちは、みんな巣立ったから、これからは好きなものに囲まれて過ごしていきたい。野山の自然、トレッキング、ピアノにバイオリン、読書、お茶・・・これからの人生を、スローライフで過ごしたい。 そこが今回のお話の住まいです。

市内中心部の利便性のいい場所にあった自宅。老朽化に伴い、今後の在り方を検討していたS様ご夫妻。検討に検討を重ね、その場所ではなく大好きな山の見える土地に住み替えすることに決めた。トラック2台以上もの書籍とピアノを持って、四季折々の出羽富士“ 鳥海山 ”を望め、快適に過ごせるプランニングを始めた。

≪玄関ポーチ≫
山野草などがあふれるアプローチを経た、南側のセンターに配置。無垢の縦張り羽目板でナチュラル感を演出。玄関建具は、使い勝手の良い引き違い戸。

≪玄関ホール≫
玄関の正面も無垢の羽目板がベース。中央部分に季節の飾りができる額縁スペースが心憎いおもてなしに一役かっている。もちろん、冬は土間埋設温水暖房でヌクヌク。温かさのおかえりが、うれしい。しかも、ぬれた冬靴は自然に乾きます。

≪L.D.K≫
リビングは吹き抜けあり、半地下室ありと、楽しさ満載。リビングと半地下室は続き間だけど大工さん製作の両面使用のリビングボードで間仕切り。半地下室は、なんと図書室。トラック2台以上の書籍が作り付けの本棚にびっしり。いつでも好きな本が読み放題。大きな窓の外には四季折々の出羽富士“ 鳥海山 ”が、1日中眺められるのです。

≪寝室≫
水廻りは部屋の隣に配置。だから、夜中にこっそり起きても安心です。物持ちの奥様には、収納スペースのクオリティーも大切。オーダーで中仕切りや棚を制作。使い勝手満点は間違いなし!?

≪水廻り≫
トイレは、くつろぎモード全開なゆったり感。同様に、ユーティリティ&洗面脱衣室も広いうえに、キッチンからも、すぐに回れてとっても使い勝手が良いのです。機械室の排熱は暖房に使えて寒くはないし、洗濯物は乾くしで、一石二鳥。お風呂の残り湯だって、スイッチひとつで壁配管の蛇口から洗濯機に取り込まれる・・・排熱も、残り湯も無駄なく使えて、主婦としては、うれしすぎます。

≪中二階≫
ご主人の書斎コーナー。リビングと2階への中間だから、用事があってどっちに行くにしても億劫にならない。壁で仕切られていないから、空間も広々です。

≪2階和室≫
茶室としても使える和室。畳の下には炉があつらえてあり、年に数回、お茶会が開かれます。お茶会の亭主は、ご主人ですって。

≪ファミリーホール≫
ホールの中央にピアノが、どぉ~んと。バイオリンも嗜む奥様。なので、ここが音楽会の会場になり、仲間たちが楽器を持ち寄って楽しむのだとか・・・。ここからも、出羽富士“ 鳥海山 ”が眺められます。

≪小屋裏≫
ホールから入れる小屋裏は、季節の祭りごとやらなにやらの荷物がたっぷり収納できます。しかも、子供たちが帰ってきた時は、半スペースを寝室代わりに使えます。まるで、アルプスの少女ハイジになった気分かな?

≪外物置≫
外置きにもできる電気温水蓄熱機だけど、長持ちや熱効率を考えて外物置に配置。廃熱利用で濡れた防寒着もホッコリ。次の為の準備万端。

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by shinwasouken | 2012-04-13 15:00 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑬『隠れ処(小屋裏)は、男のロマン!!』

> 2011年 9月30日  P22 掲載 (連載13回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.23』 

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くらしのデザイン室⑬
“ 隠れ処(小屋裏)は、男のロマン!! ”

誰にも邪魔されない空間。洞窟みたいな・・・。そこが今回のお話の住まいです。

ご両親のお友達がOB施主様だったことがきっかけで、OB施主様邸体験ツアーを決行。その時にお見せした木の香りいっぱいの未完成な不思議な空間とそんな空間でありながら完成度の高い住宅性能。そのギャップに会話が進んで・・・。南面道路に間口の広い建設地と庄内の土地柄にあったパッシブを有効活用できるプランニングを始めた。
≪玄関ポーチ≫
 南側のセンターに配置。南西角の外物置への土間スペースと併せ大きな庇で夏は暑さを上手に遮り、冬は日差しをより奥まで取り込む。

≪玄関ホール≫
 玄関の土間部分は、和室の縁側へと伸びて土足のお客様も縁側に腰掛け寛げる粋な計らい。夏はガーデニングの合間に涼しい屋内でひと休み。冬は土間埋設温水暖房でヌクヌク。ぬれた冬靴が自然に乾く。ちょっと自慢できる場所。

≪L.D.K≫
リビングは下屋部分が吹き抜けになっていて、小屋裏部屋の小窓がポイント。リビングとダイニングは続き間だけど大工さん製作の両面使用のリビングボードで間仕切り。キッチンは家族との会話が弾む空間。今日の出来事やダイニングの掃き出し窓から見える家庭菜園の実り具合や季節の花々のことやらなにやら。出入口が建具で仕切っていないから楽しそうな物音で、ついついみんな集まっちゃうんです。

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≪和室≫
土間スペースと縁側も続く6帖間。だから実質上8帖以上。しかも縁側と土間のスペースが小洒落て、なかなか憎い演出。押入れも奥行が深い、奥は布団や季節の物を収納。そのうえ手前に服を掛けるスペースの余裕あり。仲間との宴会もキッチンや水廻りに近いので、便利すぎて利用者が後をたたない!?。

≪水廻り≫
 広々ユーティリティ&洗面脱衣室はとっても便利。お洗濯も楽チン。機械室の排熱で洗濯物も乾き、そのうえ暖房器の役割万全。洗濯物が干しっぱなしでも、お客様が来ても気にならない。お風呂の残り湯だって、スイッチひとつで壁配管の蛇口から洗濯機に取り込まれて・・・なんてエコなの。

≪ファミリーホール≫
 パソコン共有スペースだから、一緒に検索するも良し、側で読書したりするも良し・・・。寒くないから家中どこだって使えます。

≪2階主寝室≫
 お嫁入りの時の婚礼ダンスでクローゼットを配置。こうしておけばいつだって自分達の思いのままにレイアウトが可能。賢い主婦はムダがないのです。

≪2階子供室≫
 異性の兄妹だからオリジナル収納で2部屋に。収納を取れば1部屋にも出来ます。南側の部屋にはロフトもあります。

≪小屋裏≫
 ファミリーホールから入れる小屋裏。高さはとれないけど、大空間。洞窟みたいな隠れ処の秘密基地、つくっちゃう。 ふっふっふ、男はロマンチストなのだ。

≪外物置≫
 防寒グッズや濡れ物は、電気温水蓄熱機の廃熱利用で次の為の準備万端。
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by shinwasouken | 2011-11-29 10:32 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑫土地が決まったの・・・だから、建てて!!

> 2011年 3月31日  P20 掲載 (連載12回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.22』 
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くらしのデザイン室⑫
『土地が決まったの・・・だから、建てて!! 』

 突然の来社。土地の資料を抱えて・・・。そこが今回のお話の住まいです。

 以前、完成建楽会(建物を楽しむ会)に来場したことがあるというS様。その時の体感が決め手だったという。でも土地が決まらなければ相談に行けないと思っていられて、抽選で決まったのでと資料を抱え来社されたのだった。「家を建てる時は、“親和創建”って決めていたの。だから、建てて!!」なんと、ストレート。

 「高断熱・高気密とか性能なんてことはよくわからないけど、いい家に住みたい。ただそれだけ。ここでだったらつくれると知っているから。」と。さっそくラフプランに取り掛かった。数件のOBの施主様宅にお邪魔し、感覚を磨き一緒にその土地にあった本格的なプランニングを始めた。

≪玄関ポーチ≫
 土間ベースのアプローチにタイルのアクセントをPOPに割り付け。思わず、ハミングしながら出入りしちゃう。家族みんなも訪れる人たちもうれしいね。

≪玄関ホール≫
 玄関土間の温水暖房で子ども達のぬれた冬靴が自然に乾く。ちょっとだけの訪問者もゆるやかな暖かさの心地良さで長居しちゃう感じ。

≪L.D.K≫
リビングは吹き抜けになっていて、通しの大黒柱、なんと7寸角の檜柱がどぉ~んと存在している。高窓から季節毎の空が見える。9尺掃き出し窓の外に木製デッキがより広さを演出。夏の花火大会では、その華やかな夜空を満喫できる。自宅にいながら季節の移り変わりが楽しめるのがうらやましい。デッキに積もった雪が窓越しにくっついていても、高性能樹脂サッシのお陰で窓ガラスに結露無し。すごいでしょ。

≪和室≫
リビングと続く8帖間。来客の時は、建具を閉めて独立させ、普段は建具を開放しリビングとして利用。寝転んで寛ぎたい人は和室で。それだけで贅沢な限り。

≪水まわり≫
 キッチンからユーティリティ、洗面所やお風呂への動線は、直線だから主婦の動きやすさ満点。調理をしながら、お洗濯も楽チン。機械室の排熱で洗濯物も乾き、そのうえ暖房器の役割万全。洗濯物が干しっぱなしでも、お客様が来ても気にならない。

≪ファミリーホール≫
 キッチンの上の部屋は、お父さんの書斎だったり、ピアノの演奏会場だったり・・・。毎年撮影する家族揃っての写真が、ギャラリーとして壁に飾ってあります。

≪2階主寝室≫
 手持ちの家具とオーダーの木製ラックの後ろが収納スペース。わざわざクローゼットを配置するより、将来の設計も考慮して、家具で間仕切り。賢い主婦のアイディアです。だから、お部屋の中はとってもスッキリ。

≪2階子供室≫
 将来は2部屋に仕切れるけど、今は一緒がいいな。いつもお互いを感じながら、でも独りになりたいときはロフトに。自慢のお家に、たくさんの友達を呼んで、ついついワイワイしちゃうんだ。

≪外物置≫
 スキーウェアや防寒グッズや濡れ物は、外物置に掛ければ電気温水蓄熱機の廃熱利用で次の準備万端。
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by shinwasouken | 2011-03-31 16:00 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑪大草原の小さな家のように・・・

> 2010年 9月 1日  P41  掲載 (連載11回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.21』
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くらしのデザイン室⑪
『大草原の小さな家のように・・・ 』

母屋の側に建つ三角屋根の小さな住まい。そこが今回のお話の住まいです。

母屋でご両親と共に住んできたのだけど、子供が生まれ、生活エリアが手狭になってきたので母屋の側にある畑の部分に自分たちで家を建てたいと相談をもらった。希望しているのは“大草原の小さな家”のようなかわいくて木の風合いいっぱいのWOODYな暖かい空間。

≪玄関≫
 ぬくぬく玄関。子供たちと一緒に雪遊びして、ぐちゃぐちゃにぬれちゃった長靴だって置いておくだけで翌日には乾いているから、長靴の中はほっこりあったか。

≪玄関ホール≫
 玄関を入ると、天井の高い広々リビングが広がる。思わず、その大空間に訪れた人たちが『うわぁ~』と驚きの声。無垢のパイン床材の足触りはとても快適。この無垢の床材塗装は、ご夫婦が住まいの建築中に自然塗料を塗装作業してくれたもの。工期があるので、ご主人の仕事が終わった後の午後8時ごろから始め、午後11時ごろまでかかったとのこと。しかも、数日後に2度塗りのため再塗装。すごく苦労してくれました。自分たちの住まいだから、いい思い出になったことでしょう。おかげさまで、とてもいい感じに仕上がりました。引渡し後もむき出しの梁を利用して子供たちが遊べるようにブランコや、ロフトの上に荷物を運ぶ滑車も取り付けてありました。

≪D.K≫
対面キッチン。リビングで遊んでいる子供たちや家族と楽しく会話しながら食事の段取り。IHヒーターは、熱がこもりにくいから夏の暑い日のお料理でも涼しい顔で。料理の準備も後片付けもみんなから手伝ってもらえるから、あっという間に完了。

≪水まわり≫
 水まわりの動線は、主婦の動きやすさ重視。忙しい朝だって調理をしながら、お洗濯も楽チン。お風呂もトイレもポップなカラーリングで子供たちに大人気。元気な楽しい歌声や九九の掛け合いが聞こえてきそう。

≪寝室≫
 将来、部屋を分けることが出来る設計。外張り断熱の特徴を活かし、壁厚を収納棚に利用。CDや文庫本、フィギアなど細々と整理整頓。暖房機器は、1階床下にパネルヒーターを設置。床暖房じゃないけど、床がふんわりあたたかいからラグを敷いているだけで蓄熱してくれてホットカーペットみたいになっちゃうのがうれしい。

≪小屋裏≫
 ロフトタイプのオープン小屋裏スペースは、多目的スペース。最初は、収納とお父さんの書斎で使用。今では、ハシゴから本格的階段をご主人が増設し、2人の子供部屋に。間仕切りや学習机もお父さんが製作。小さい頃、大工になりたかったご主人はセミプロなみの腕前。道具だって揃っているから、すごい。

≪家の周り≫
 年々点検のたびに住まいがバージョンアップしてあり、玄関脇のリビングの掃き出し窓から続くウッドデッキや玄関ポーチに風除け壁面を利用して、下駄箱も製作済み。楽しんで住まいこなしてくれているのが、誇りです。

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by shinwasouken | 2010-09-01 16:00 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑩『明るくて、寒くない家に住みたい 』

> 2010年 3月31日  P41  掲載 (連載10回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.20』 
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くらしのデザイン室⑩
『明るくて、寒くない家に住みたい !』

築35年の和風住宅から現代和風モダン住宅に。そこが今回のお話の住まいです。

隣と同じ様に寒くない家、建てたいのだけど・・・と訪ねてくださったIさん。隣の家とは親和創建で建てさせて頂いた施主さんの家。近所付き合いの中で、いつも遊びに行ってはなんともいえない住まいの心地良さを感じていたとの事。

 今まで住んできた住まいでは、日当たりが良く一番良い部屋が客間として座敷などが配置され、いつも居る居間や台所は家の中央か北側の日当たりの良くない場所に追いやられていたのが現状。みんなが居るところが昼なのに灯りを点けないといけない。冬になると広くても寒いからいつもストーブの焚いている部屋にしか入れない。そんな暮らしを何とかしたい。そんな家族の切なる思いを解消できる工夫を盛り込み、プランニング作業に取り掛かった。

≪玄関ポーチ≫
 1階の屋根をそのままポーチに活用。テラスと兼用で奥行きが深く重厚感のある贅沢なエリア。お父さんが丹精込めて育てる植物たちは、朝日をいっぱい浴びて元気いっぱいに。お客様へのおもてなしも大したもの。

≪玄関ホール≫
 ゆったり広々玄関ホール。正面の飾り棚は、玄関側が飾り棚で後の廊下側がコート掛け。玄関周りをすっきり出来る優れもの。玄関の土間タイルも暖房のひとつになっているからウインタースポーツの大好きなお兄ちゃんの濡れたシューズなんか置いておくだけで、次のスタンバイOK ! !

≪和 室≫
 リビングと続き間の和室は、東側の大きな窓から和庭園を望め季節の移り変わりをゆったりと楽しめる。ソファで寛ぎたい時はリビング。大の字で寝転びたい時は、畳の上。どこに居ても家族と一緒で、明るくヌクヌクの場所。押入れは、部屋の外。広い廊下の階段下を有効活用。その分、部屋はゆったりでき、床の間も立派です。

≪L.D.K≫
対面キッチン。リビングや和室にいる家族と楽しく会話しながら食事の段取り。料理も後片付けもみんなから手伝ってもらえるから、あっという間に完了。

≪水まわり≫
 キッチンから洗面所やお風呂への動線は、隣だから主婦の動きやすさ満点。調理をしながら、お洗濯も楽チン。壁内パイプラインでお風呂の残り湯も蛇口をひねるだけで便利に活用。残り湯だから汚れも落ちて節水になるから、とってもエコ。

≪主寝室≫
 北東は寝室に一番適した部屋。自然のリズムの朝日で目覚め、北側からの安定した光と夏には涼しい風が入る。収納も壁面全面利用で大容量。

≪2階洋室(東)≫
 将来、部屋を分けることが出来る設計。外張り断熱の特徴を活かし、壁厚を収納棚に利用。CDや文庫本、フィギアなど細々と整理整頓。

≪2階洋室(西)≫
 下屋利用のウォークインクローゼット付き。ベッドに寝転びながら天窓越しに見える夜空がロマンチック。ついつい夜更かししちゃいそう。

≪ファミリーホール≫
 南側の特等席。お父さんの趣味で育てている植物たちがお日様の光をたっぷり浴びてとってものびのびしています。家中快適温度の冬は、冬が来ている事を忘れているみたいにスクスク育っております(昔は温度管理が出来ず越冬が大変だったって)。

≪外物置・勝手口≫
 車庫から、すぐ出入りできる勝手口。外物置の中に温水器を設置しているから、熱ロスも少なく廃熱利用もちゃっかり出来ます。しかも外には、畑から収穫してきた野菜をたっぷり洗える大きな下流しも有り。

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by shinwasouken | 2010-03-31 16:00 | 連載-家と人。

くらしのデザイン室⑨やっぱり日本人。続き間と縁側と小上りの和空間

> 2009年 10月30日  P41 掲載 (連載9回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.19』 
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くらしのデザイン室⑨
『やっぱり日本人。
続き間と縁側と小上りの和空間』

 日本人に生まれて良かった。そんな和風住宅。そこが今回のお話の住まいです。

 同僚の紹介で・・・と訪ねてくださったSさん。多少モデルハウスや他社の見学会も見に行っていたとの事。「この辺のⅢ地域だと、中断熱・中気密でもいいと言われたのですが、本当ですか?」との問いに「中途半端は一番いけない。中断熱・中気密が高断熱・高気密に勝るものなんてないでしょう。」と答えると「そうですよね。」と納得されて、ラフプランに取り掛かった。OBの施主様宅にお邪魔し、間取りや材料、生活スペースを体感し、OBの施主様ご夫妻から建築前、建築中、住みこなし方などを教えて頂いてから、本格的なプランニングが始まった。

≪玄関ポーチ≫
 アプローチの石畳を経て小タルキのみえる檜の和風ポーチ。ポーチの踏み段の横に外水栓の排水受けとして大柄の水鉢。底には目皿の代わりに玉砂利を敷いて、細かな所まで和を演出。季節毎の植栽も実家のお父さんがあしらってくれる。

≪玄関ホール≫
 玄関の格子戸を開けると正面に6寸の檜柱と下がり障子の飾り床。いつも、季節毎の和小物が来る人を迎えてくれる。ひょいと左手を見ると縁側が続く。

≪L.D.K≫
リビングには、6帖弱の小上りがある。椅子代わりに腰掛けたり、大の字に寝転んでもいい。キッチンは、リビングの少し影にあるので突然の来客者にもあわてない。温度差が無いので、建具は必要以上に設置しない。だから広々ゆったり大空間です。

≪和室続き間≫
床の間付きの8帖と6帖の続き間。それだけでも贅沢なのに縁側までついている。しかも、部屋と縁側の堺には建具が無い。だから、いつも20帖弱の大空間が広がっている。南側の大きな窓から入る夏の日差しは、雪見障子の障子を通し暑い日差しを和らげてくれている。冬も寒さを感じないので、このまんま。

≪水廻り≫
 キッチンから洗面所やお風呂への動線は、直線だから主婦の動きやすさ満点。調理をしながら、お洗濯も楽チン。脱衣室内の温水器は排熱利用で暖房器の役割万全。

≪ホームシアター≫
 2階に上がると、家族共通の趣味、映画鑑賞のできるホームシアターが・・・。画面のスクリーンは真っ白の壁全面。ドキドキ、ワクワク。楽しさ満天。しかも外張り断熱工法だから、壁厚利用の収納にはDVDやCDや文庫本がたっぷり収納。

≪2階主寝室≫
 婚礼ダンスの後ろが収納スペース。わざわざクローゼットを配置するより、将来の設計も考慮して、家具で間仕切り。賢い主婦のアイディアです。そのうえ、その奥にはどぉ~んと小屋裏収納。だから、お部屋の中はとってもスッキリ。

≪2階子供室≫
 ロフトに、小屋裏部屋にと子供室の中は楽しさ満載。たくさんの友達をお家に呼んで、ついつい自慢しちゃう。

≪外物置とカーポート≫
 自宅に隣接しているカーポートは、お天気の悪い日には断然便利。雨に濡れずに出入りOK!雪の日も雪降ろしナシ!

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by shinwasouken | 2009-10-31 16:00 | 連載-家と人。
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あなたの住まいを一緒に育てたい


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