くらしのデザイン室⑨やっぱり日本人。続き間と縁側と小上りの和空間

> 2009年 10月30日  P41 掲載 (連載9回目)
 ・ リヴァープレス社  
  すこやかな暮らし発見、岩手から。 『家と人。VOL.19』 
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くらしのデザイン室⑨
『やっぱり日本人。
続き間と縁側と小上りの和空間』

 日本人に生まれて良かった。そんな和風住宅。そこが今回のお話の住まいです。

 同僚の紹介で・・・と訪ねてくださったSさん。多少モデルハウスや他社の見学会も見に行っていたとの事。「この辺のⅢ地域だと、中断熱・中気密でもいいと言われたのですが、本当ですか?」との問いに「中途半端は一番いけない。中断熱・中気密が高断熱・高気密に勝るものなんてないでしょう。」と答えると「そうですよね。」と納得されて、ラフプランに取り掛かった。OBの施主様宅にお邪魔し、間取りや材料、生活スペースを体感し、OBの施主様ご夫妻から建築前、建築中、住みこなし方などを教えて頂いてから、本格的なプランニングが始まった。

≪玄関ポーチ≫
 アプローチの石畳を経て小タルキのみえる檜の和風ポーチ。ポーチの踏み段の横に外水栓の排水受けとして大柄の水鉢。底には目皿の代わりに玉砂利を敷いて、細かな所まで和を演出。季節毎の植栽も実家のお父さんがあしらってくれる。

≪玄関ホール≫
 玄関の格子戸を開けると正面に6寸の檜柱と下がり障子の飾り床。いつも、季節毎の和小物が来る人を迎えてくれる。ひょいと左手を見ると縁側が続く。

≪L.D.K≫
リビングには、6帖弱の小上りがある。椅子代わりに腰掛けたり、大の字に寝転んでもいい。キッチンは、リビングの少し影にあるので突然の来客者にもあわてない。温度差が無いので、建具は必要以上に設置しない。だから広々ゆったり大空間です。

≪和室続き間≫
床の間付きの8帖と6帖の続き間。それだけでも贅沢なのに縁側までついている。しかも、部屋と縁側の堺には建具が無い。だから、いつも20帖弱の大空間が広がっている。南側の大きな窓から入る夏の日差しは、雪見障子の障子を通し暑い日差しを和らげてくれている。冬も寒さを感じないので、このまんま。

≪水廻り≫
 キッチンから洗面所やお風呂への動線は、直線だから主婦の動きやすさ満点。調理をしながら、お洗濯も楽チン。脱衣室内の温水器は排熱利用で暖房器の役割万全。

≪ホームシアター≫
 2階に上がると、家族共通の趣味、映画鑑賞のできるホームシアターが・・・。画面のスクリーンは真っ白の壁全面。ドキドキ、ワクワク。楽しさ満天。しかも外張り断熱工法だから、壁厚利用の収納にはDVDやCDや文庫本がたっぷり収納。

≪2階主寝室≫
 婚礼ダンスの後ろが収納スペース。わざわざクローゼットを配置するより、将来の設計も考慮して、家具で間仕切り。賢い主婦のアイディアです。そのうえ、その奥にはどぉ~んと小屋裏収納。だから、お部屋の中はとってもスッキリ。

≪2階子供室≫
 ロフトに、小屋裏部屋にと子供室の中は楽しさ満載。たくさんの友達をお家に呼んで、ついつい自慢しちゃう。

≪外物置とカーポート≫
 自宅に隣接しているカーポートは、お天気の悪い日には断然便利。雨に濡れずに出入りOK!雪の日も雪降ろしナシ!

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by shinwasouken | 2009-10-31 16:00 | 連載-家と人。
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